入院3日目
さて、昨日の衝撃的な出来事は横に置いておいて、3日目の朝。
前日に続き、ひっきりなしに鳴るナースコールで、あまりよく寝ることができなかった。
太ももから足首にかけて動かすことはできないが、足の指は動くことが確認できた。
点滴と痛み止めを定期的に打っていただいていたので、ズキズキするような痛みはない。しかし痺れたような重だるい痛みがある。
なんとか体を起こして足を見た。
普段の3倍ぐらい腫れている。まるで丸太だ。
午前中に点滴と心電図、大事な部分に突き刺さっているおしっこの管を抜いてもらうことができた。
看護師さんが、明るい声で「おしっこの管抜きますね」と手早く紙おむつの前を外し、生まれたままの姿にされ「力を抜いて下さいね」と言いながら管を引っ張った。「ヌリュ」という感覚だった。
ちびちびとおしっこが漏れる。全て見られてしまった。悲しい。
その後「パンツ有りますか」と引き出しの中から取り出しはかしてくれた。
看護師さんの仕事も大変だなと変に感心しつつ、履いたパンツが前後ろ逆なことに気が付いた。とても悲しい。